死出の道

人生
09 /17 2017
伯備線江尾の駅から蒜山に向かって車を走らすと、急なのぼりがつづき、それを越えると一面に畑が広がる。人家もまばらで、その中に続く一本道。道祖神があり、鎮守の森があり、草生す小さなお墓がある。遠くに大山の南壁を見やり、走り続ける。日本の昔の原風景を見るようであり、日暮れのころ、人ひとりもいず、犬や猫もいないその畑のつながりを見ていると、私の死出の道に見えてくる。寂寥とした中に風に吹かれて旅立つ私がいる。なんと素晴らしい光景だろう。一人で向かう世界はやはり、孤独でいたい。
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無如(むにょ)

蒜山在住  

読書と山スキーとバイク